保育園に入園させたぞ!

働き続けたいと思っているおかあさんは多いのに
保育園が慢性的に足りないのです。
新聞などでも、保育園に入れない、待機児、なんて言葉をよく見かけます。
国や行政は、少しは若い家庭のために何か考えてくれているのだろうか。
これからの時代を担う子供たちを育てているのに、もっと優しくして欲しいです。
#ちきしょー、保育料値上げしやがって!!
会社は会社で、昨今の不景気のため、
働く女性をサポートしようっていう制度を拡充することに躊躇しているし・・・
今まさに、WMにとって、厳しい厳しい時代なのかもしれません。

そんな中、3人の子持ちの私が頑張っていること、
あの超狭き門の1歳児クラスに双子をいっぺんに入れたということ、で
少しでも皆さんに勇気を与えられたら・・・(ちょっとえらそうだな)
と思い私の体験談を少しばかり紹介します。


福祉事務所もうで(お百度参り)

子供を預けるなら、まずは認可保育園、って考えますよね。
子供のために環境が整っていますし、保育料も安いし。
そしたら、福祉事務所に赴き、どんな保育園が家の近所にあるのか
教えてもらいましょう。できたらその場で保育園の入園申し込みを
してしまいます。
その時は、子供を連れていきましょう。
で、子供がいて大変なんです、ってことをアピールすること。
#1にアピール、2にアピール、とにかくアピールなんです。
ウラ技へ
私は双子を入園させるとき
早生まれですかあ・・・、まず年度途中は無理でしょうね。
双子さん、それぞれ別の保育園に入れるってことを考えておいてください。
7時まで預かれる園は、ほとんど無いので、無認可園のほうがいいんじゃないですか。
冷た〜い福祉事務所員の言葉、幾度と無く浴びせられました。
コリャ、おまえ達!福祉ってのは、いすに座ってやるもんじゃないんだよ。
少しはこっちの立場も考えてみろっ。
」何度このセリフ喉元まで来たことか。
大人がこんなふうに子供を軽く見ているから、今の子はキレルんだと思いませんか?
でも冷たかった福祉事務所員も、こちらが何度となく子連れで訪問するうちに
すこし態度が軟化してきました。
福祉事務所で双子が同時に泣き出したんです。チャンス!とばかりに私は
哺乳ビンを2本、カバンから取り出し、二人分のミルクを作り出し、
哺乳ビンを両手にもって同時に授乳させたんです。
そうだよねえ、双子チャンは哺乳ビン2本要るよね。


パパ登場

パパに1日休暇をとってもらって
いっしょに福祉事務所に行ってもらったこともありました。
女の言うことなんて、って思っている人、意外と世の中にまだ多いものです。
男性の力も借りましょう。
で、パパもただおまけで付いていくだけじゃなく、ひとことバシッと言ってもらいましょう。
保育措置の点数はうちの子たちはどれくらいなんでしょう。
同じ園を希望している人はどれくらいなんでしょう。兄弟がいる、理由の優先度でどんなもんでしょう。
調べて置いてください、そしてお電話いただきたいのですが。

きゃー、パパ、よくぞ言ってくれた。
ちょっと怖いおじさんにそんなこと言われちゃ、福祉事務所員「
はいっ。」っていうしかないよね。


努力が実を結びつつあるころ

2、3日後、電話があって
福祉事務所員さん(以下Fさん)がくわしく調べてくれました。
年度内は難しいと思いますが、4月の新規についてはこちらも努力したいと思います。
初めての好感触。こうなるまでには約半年が経過していました。

その後もお百度参りはとどまるところを知らず。
しつこくしつこく双子をベビーカーにのせて、片道徒歩40分を通いました。
Fさんも「
ああ、リョコピさん。こんにちは。どっちがマドちゃん?ハルちゃん?
リョコピさん、年度内に復帰ですよね。△地区に保育ママさん新しい人いるんだけど、どうかな。
何かと私たちのことを心配してくれるようになり、いい情報があるとすぐ教えてくれたのです。
Fさん、なかなか無認可園も定員いっぱいで難しいんですよ。緊急一時保育とかだめですかね。
じゃあ、ちょっとお役所に掛け合ってみましょう。リョコピさんの会社ってフレックスあるんですか。
頼みますよー私の会社の社長サン、人事部サン。フレックスでも導入する気無いかな〜?
あと17時終業も。これだけでも、保育園に選択肢ができるんだけどな。お願いします〜(^^)


無認可保育園

年度内の認可園入園をあきらめた私は
無認可園を探しはじめました。
いろいろ情報収集をするうち、ひどい無認可園もかなりありました。
赤ちゃんに仕出し弁当を出したり、ほとんど抱っこもしてもらえなかったり。
ある無認可園などは、双子であることを露骨に嫌がり、
「今、定員いっぱいで大変なんです。哺乳ビンのお子さんは無理なので
コップで飲めるようにしておいてくださいね。」と言われました。
まだ0才の赤ちゃんに、コップだと?冗談じゃない。(怒)
しかし無認可といえども、子供が大好きで本当に子供のことを思って保育してくれるところも
ありました。
認可園に入園するまでの「つなぎ」ではありましたが、双子は無認可園(以下A保育園)
に保育してもらうことになりました。
A保育園は、給食が自慢と言うことで、なかなかおいしそうな手作りのものを出してくれていました。
もちろん、離乳食も個別対応で、試食もさせてもらいましたが、なかなかグッドでした。
小さな保育園なので子供も6人しかいません。園長先生はおとうさん先生などと呼ばれていて
とてもアットホームな感じです。
ただ・・・やっぱり無認可は保育料が高いですね。二人で13万。ぶるるるるる
女性が働き続けるということは、投資の部分も大切なのだ、またまた再認識させられました。
ようは、どこをどう妥協していくかなのです。
つくづくWMって我慢我慢だよな・・・・・


ドキドキの結果発表

さて、2月も半ばとなり、
私はFさんから、「
保育の措置会議が2月2日にあります」というのを聞いていたので
そろそろ結果が出るころね、と思い、福祉事務所に電話してみました。
#Fさんとは、もしうちの双子が入園できなかったら、早急に電話連絡して欲しい、と約束していました。
あ、Fさん?うちの双子の入園どうでした?
今、内定通知書発送の手続きしています。もうちょっとお待ちくださいね。
え?うちの双子受かったんですか?有り難うございます、有り難うございますーーーー。
やったー!!!!保育園受かったぞ!
なんか十年ちょっと前の自分の入試のことを思い出してしまいました。
長かった1年あまりの保育園入園活動・・・・がんばった甲斐がありました。
さーって、仕事頑張るぞ〜
将、まど、はる、見ててくれ。お母ちゃんは頑張るぞ〜。(鼻息、あ、失礼)


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